土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

おおかみこどもの雨と雪

市役所に行け

見たのはだいぶ前なのでうろ覚え憤怒です。いや、憤怒っていうか……

これは私的な話ですが、現実の中にファンタジーがある設定の創作において、よく「それはないだろ…」と思ってしまう瞬間が物語の最終盤で来ることが多くあります。これを思う人はどれくらいいるかはわからないのですが、この映画はその類です。

もう初っ端からいや…市役所に行って支援を受けてくれよ…という気持ちになるこの映画、おおかみこどもだからね!仕方ないよね!という気持ちで最初は物語を受け入れることが出来るんですが、最後の最後に弟どっか行っちゃうのに、なんか日常生活をそのまま続行します。みたいなエンディング迎えると……

無理じゃない!?戸籍はどうしてんだ?!住民票は?!学校は???子供が泣いてるっていって役場の人来るのに子供がいなくなったのはスルーなのか!?どうやってごまかした??7年経ったから失踪宣告したのか??ととにかくここがもうなんか全部台無しっていうか最初からこの映画ダメだったわ!という気持ちにさせられます。

もう映画館のでっかい画面とでっかい音で思考力を奪われた状態以外で見ない方がいいです。