土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

サイコ【ネタバレ注意】

流れている血はチョコレート

あらすじ:”金曜日の午後、アリゾナ州フェニックスのホテルで、地元の不動産会社のOLのマリオンは恋人サムと情事にふけっている。カリフォルニアで金物店を営むサムは、経済的な理由でマリオンとの再婚に踏み切れずにいる。職場に戻ったマリオンは、客が払った代金4万ドルを銀行まで運ぶことになるが、彼女は札束を持ったまま、車でサムのいる町へ向かってしまう。その道すがらパトロールの警官や中古車店の店主に不審の目を向けられるが、彼女の持ち逃げは表沙汰になっておらず、それ以上のことは起こらない。

さらに車を進めるうち、たまたま目に留まったベイツというモーテルに寄る。そこは青年ノーマンが一人で切り盛りする小さな宿で、彼は隣接した丘の上に建つ屋敷に住んでいた。マリオンは宿の応接室で食事をとりながらノーマンの話を聞く。屋敷には母親もいて、数年前から彼が世話をしてきたという。”(Wikipediaより引用)

見たらシャワー浴びれないですよこんなん…

実はネタバレを知っている上で見ているんですけど、そうは言っても最初完全に主人公だったマリオンがいきなりシャワーで殺されるのはびっくりしました。ていうかシャワーってめちゃくちゃ無防備になるじゃないですか、そのタイミングで襲ってくるの卑怯じゃないですか?!確実に殺せると思いますけど…。

そのシャワー室のシーンまで、マリオンが主人公なんです、4万ドル盗んだ、でも誰も気づいていない。なんとか逃げなくては…っていう。警察にも怪しまれるし、それを巻くために車を替えようとするけどそこでも怪しまれる…でなんとかモーテルに入る。主人はどうやらいい人そうだ、母親と言い争っている声は聞こえるけど。からの殺害なのでびっくりします。

その後気づいたら私立探偵が死んでいて、そこでマリオンを探していた妹とマリオンの恋人がモーテルへたどり着き、ベイツが姉と探偵を殺したことを突き止めます。そして、ベイツが母親を殺して剥製にしたこと、ベイツ自身と母親の二重人格であり、ベイツは消滅してしまったことが語られます。

このあとの母親の独白シーンが怖いんですよ〜喋ってる体はベイツなんですけど、喋ってるのはベイツ母かもしれないし、ベイツが作った妄想上の母親らしきものかもしれないし…わからん。でも、私が危険でないことは”画面の向こう側にいるあなたたち”にもわかるでしょう?っていう感じで語りかけてくるのでこれが怖い、それの証拠に、彼女は手に止まったハエを殺さない、”ね?見たでしょう?”と言わんがばかりに…

あと、これの元となった事件、そしてこの映画を元に様々な後発作品があるので、それを知っているとなお楽しいかも…えどがいくぅん…

ネタバレ知る前に見てほしい作品です、こんなネタバレしまくっておいて言うセリフではありませんが…