土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

【主人公に】インサイド・ヘッド【耐えろ】

君は主人公に耐えられるか

あらすじ:”11歳の少女ライリー・アンダーソンの頭の中に存在する5つの感情――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。ライリーの誕生や成長と共に生まれた彼らは、ライリーの頭の中にある「司令部」で彼女の心と感情を大切にして幸せにするために日々奮闘する。しかし、ライリーを悲しませることしかできないカナシミだけは役に立った試しがなく、その役割は大きな謎に包まれていた。

ある日、ライリーは父親の仕事の都合で生まれ育ったミネソタの田舎町を離れ、慣れない大都会サンフランシスコへ引っ越す。しかし、引越トラックが当日に来ないなど初日からトラブルが続き、司令部も混乱に陥る。カナシミも度々トラブルを起こし、懸念したヨロコビはカナシミに仕事をさせないようにする。登校初日、ライリーがクラスで自己紹介をしていると、カナシミが「特別な思い出ボール」と感情の制御盤に触れてしまい、突如ライリーが泣き出してしまう。それを止めようとしたヨロコビは散らばった思い出ボールとカナシミと共に記憶の保管場所へ向かうチューブに吸い込まれる。司令部は残りの3人に委ねられるが、上手くライリーの感情を操作出来ず、早速家族との関係が崩れてしまう。”(Wikipediaより引用)

この映画が楽しめるかどうかは主人公に我慢が出来るかにかかっていると言っても過言ではありません。特に最初の数十分。

とにかく主人公のヨロコビと”””””合う””””””かどうかが肝心です。とにかくこれが問題。私は合わなかったので、なかなかのストレス具合でした。物語自体はとてもいいんですけど……いかんせん主人公が……

自分の性格がカナシミよりなので、とにかく主人公のヨロコビが合わないんですよ。この人の気持ちがわからん(感情なのに?)押し付けがましいアッパー女が…みたいな気持ちになってしまうので、彼女がカナシミも大事なんだ!ということに気付くまでがとにかくストレス。なんだぁこいつ…(独歩、キレた!)

これはお国柄なのかもしれないんですけど、なぜか人間の感情においてヨロコビが一番偉くてカナシミはそれより下みたいな扱いをされるんですけど、ここがもうちょっと…わからない。確かに、数が多くて嬉しいのはヨロコビだと思います。でもだからといってヨロコビがリーダーでカナシミは邪魔者!いない方がいい!役立たず!みたいな感じで邪険にされているのは…なぜ?っていう感じです。いやまぁそうではないってことにヨロコビが気付く映画だからことさらにそう描いているって言われるとぐうの音も出ないですけど。でもあぁん!?(ビーフオアチキン)になっちゃうんですよね…。ことの始まりはヨロコビがカナシミをあんまり邪険に扱ったのが原因だからこいつなんで自分のせいなのにこんな…?みたいな…。あと他の感情はいてもいなくてもまぁ…みたいな…特に印象はないです。

それでも映画をなんとか見られるのはストーリーが面白いからなので、ヨロコビが全然合わなくても一見の価値はあると思います。特に小さい頃の空想の友達がゴミにされていくところ切なくて…悲しくて…私まだ忘れてないよ…カーテンの影にいた3人の人たち…