土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

事故物件 恐い間取り

あらすじ:売れない芸人の山野ヤマメ(亀梨和也)はテレビ番組の企画で、殺人事件が起きた物件で暮らし始める。そこは普通の部屋だったが、撮影した映像には白いものが映ったり、音声が乱れたりしていた。ヤマメはネタのために事故物件を転々とし、芸人としてブレークしていくが、そんななか彼は最恐の事故物件と出合う。

引用元:https://movies.yahoo.co.jp/movie/371462/

公開前から「亀梨和也の顔で売れない芸人は無理だろ」と話題になっていた事故物件恐い間取り、このたびめでたくアマプラに仲間入りということで見てみましたわ!

うーん何回見ても亀梨和也の顔で売れない芸人設定は厳しいですわ!仮にネタがクソつまんなくても顔だけでファンがつくと思いますけれどね!(実際クソつまんなかったです!)顔で売っていけ。

ホラーとして見ると、この映画自体が完全に事故物件ですわね…

正直な話、怖い!という感情はほとんど湧いて来なかったですわ。物件ごとに違った幽霊が出てきているはずなのですが、さほど脅威を感じませんでした。演出がいまいちだった可能性はありますわね。

安心できる場所であるはずの家に得体のしれないモノがいるというだけで怖いはずなのですが、家で常にカメラが回っている(安心出来るわけではない)という点で、怖くなる要素を損ねてしまっているというそもそもの問題点があるのかもしれませんわね…

とはいうものの、一番の問題はこの映画最大の敵が事故物件関係なく突然ポップしてきた黒いフードの死神?みたいなやつですわね。こいつが事故物件に関わったやつを殺そうとしてくる存在で、多分こいつを一番怖いつもりで出したのかもしれないのですが、正直見た目がどう見てもシスの暗黒卿なんですよね…

どう見てもこれ

こいつがラスボスみたいに出てくるんですけれど、幽霊っぽくないしもう見るからにシスの暗黒卿だしで、怖さよりも面白さのが勝ってしまいましたわね。そのため、まぁホラーとしてはかなり…事故物件ですわ…

ストーリーも怖いシーンのつなぎとして作っただけといった感じで(ちょっとその割には多かった気がしますが…)そこまで面白いものではなかったですわね…特に相棒の両親が雑に死んだことに相棒がビビって実家に帰ったと思ったら、なぜか千葉の主人公のピンチに駆けつけるところとかガバガバ過ぎてハァ?って感じでしたわ。しかもなぜかシスの暗黒卿への対抗策を引っさげて…その出処は不動産屋って…途中で出てきたすごいお守り持ってた高田純次でよろしかったのではないですこと…?

ホラー映画としては事故物件ですけれど、そこまでものすごく悪い映画ということはありませんわ!朗報ですわね!

複数人でわいわい見ている分にはそこそこいい映画だったと思いますわ!飽きることなくツッコミを入れることが出来るので、あまりにも何も言うことがなく黙りこくるような映画に比べたらかなりいいですわ!その点上のシスの暗黒卿は幽霊ものホラーとして見たらなんだこいつ…ですけれど、そういう観点ではかなりいいですわ!

ただ複数人でわいわいしながら見るって、映画館ではそんな鑑賞方法が許されていないので…まぁ…映画館で見ちゃったら終わりですわね…