土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

幽☆遊☆白書

ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!

このタイミングで初見とはたまげたなぁ…感ある幽☆遊☆白書感想です。

うわ〜…びっくりするほど面白かった…

最初はブリーチみたいな(いやブリーチのが後だけど)日常編で、ここの話も普通におもしろいしいい話があって、このまま見たかったなって思います。つーかお前中学生だったのかよ…てっきり高校生だと思ってた。いじめられっ子が心配な飼い主のわんちゃんの話、普通にぐすっときました。いや、動物の話はずるいでしょう。絶対泣ける(確信)あと、先生にいい人いるじゃん、あれも良かったな〜…。でも途中からバトルものになっちゃうんですよね。ジャンプの悪い癖〜。お前はいつもそうだ、ブリーチもリボーンもみんなそうじゃないか……。いやバトルもの好きなんだけど……。

バトルものになったあとの割と早い段階で出てきた飛影、あれ、性格あまりにもちが…違わないけど…性格が激変したとかそういうわけじゃないんだけど…結構…なかなかに小物じゃん…?なんか全身緑色になるし目が増えるし!えっなんだお前この姿は…!?えっ!?

性格が違うといえば、蔵馬も思ってた性格が違ったなぁって…これについては後述します。戸愚呂兄が見た目違うのはまぁいいです。

完全にバトルものになった暗黒武術会。読んでてもあ〜ここが一番盛り上がってたんだなぁってわかりました。読んでてもわくわくした。美しき魔闘家鈴木…。

でも意外だったのは、案外みんな戦績悪いこと。こういうのって苦戦はするものの言うほどは負けなかったりすることが多い印象なんですけど、結構負けたりしてて、でもチーム戦だからそれでいいんだよな〜って。チーム戦なのに全勝してるのってよく考えるとあれって思わなくもないんですよね。で、負けるとしても負けるのって桑原ポジのキャラが多いんですけど、桑原はそれなりに勝ってるし成長もしてるしかっこいい〜!!って感じ…キャラとしては桑原が一番好き…いいやつだし…

あと、戸愚呂チームと戦う前、マジで勝てない…って空気だったのも新鮮でした。こういうのって、状況は悪いけど俺達なら勝てる!みたいなのが普通じゃないですか?(悪いわけではない)それか、前から強いやつだけが心配してて、物語の開始から強くなっていったキャラは大丈夫!みたいなパターンが多い気がするんですけど、でもこのチームで最初から強い方の蔵馬も飛影も”やばい”って思ってて、成長過程の幽助も桑原も”やばい”って思ってる…こっちも”やばい”ってなりました。

それで戦う戸愚呂弟の強いこと強いこと…能力は純粋になんか体がもりもり筋肉なだけなんですけど、強いよ〜…強い…玄海のばあちゃんも死んじゃうし、全然勝てる見込みないし…。レベルを上げて物理で殴ればいいって言っても限度があるでしょ!なので勝ったときはハッピーよね。玄海のばあちゃんも生き返ったしよかったよかった…あと左京さんが思ったより潔いところがかっこよかった。

でも最後に戸愚呂弟が地獄を選ぶときに、格闘家としての功績があるからもっと軽い地獄でもいい。っていうのはちょっとわからなかった。行こうとする地獄が重いってのもわかるけど。そうか、格闘家としての功績ってそんなに大きいもんなんだ…?

この暗黒武術会編を読んでて思ったのは、あぁ〜これ烈火の炎だ…って…もちろん烈火の炎のが後ですし、こういう大会系ってドラゴンボールでもあるので、これが一番最初でもないと思うし、烈火の炎がパクったとも思わないんですけど、あぁ〜烈火の炎だ…って思いましたね…。

蔵馬の性格が違うなって思ったっていうのは実はここにあって、蔵馬って烈火の炎で言うところの水鏡ポジじゃないですか。で水鏡って最初から冷酷っていうかツンデレなので、蔵馬初めて出てきたときは「あれ!?最初から優しいじゃん!?」みたいになっちゃったんですよね。それだけです。

魔界の穴編は、こう…あ〜インフレしないように気をつけたんだなって…しみじみ思ったんですけど、単純なパワーではなく頭脳でもやり合う感じが、ハンターハンターに受け継がれたんでしょうね。とはいえここで一番言いたいのは樹のことです、樹。いや、刃霧のことも気になるけど、樹がね…。

樹の仙水に対する態度、”わかる”とも”親近感”を覚えるとも違うけど、ただ頷いてしまう…ごめん、これしか出てこない、なんかこいつのインパクト強すぎて他がちょっと飛びました…。

あと、突然幽助が実は魔族の血を受け継いでいたんだよ!な、なんだってー!?が普通にえっ…ってなっちゃって…。そういう兆候あったんだっけ…?見逃してるのか…?なんかそうじゃない方法で勝ってほしかったというか、インフレしないように気をつけて頭脳戦みたいなことをしていたのに、最後の最後にこれで決着しちゃう?みたいな拍子抜け感が…まぁでも難しかったと思うし、作者ももう書きたくなかったから手っ取り早い方法だったのかな〜とは思います。うーんでも個人的には違う方法で勝ってほしかったかな。飛影が仲間になると弱くなるっていういつものパターンを打ち破ってるのもあるし…そこはもうちょっと…

これはどうでもいい話なんですけど、幽☆遊☆白書って、強くなると体大きくなるよね、ドラゴンボールとかだと小さくなるからそれに慣れててちょっとおっ、って思いました。どうでもいいな……

ごめん、魔界統一トーナメント編は駆け足すぎてあんまり覚えてない…最終的に煙鬼が勝ったのはなんかすっごい”ぽい”なって思いました。おしまい。

全体的にはめっちゃ面白かった〜!って感じです。確かにえっ…?みたいなところあるにはあるんですけど、それは別にどの漫画にもあるからまぁね〜みたいな、気にならないです。ただ、最後の方にちょっと”?”ってなる部分が集中しているので、ちょっと寂しさ倍増です。もっと見てたかったかな、あの4人を……。