土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

シャイニング

ジャック・ニコルソンというだけで察する。

幼い頃、帰り道で必ず怖い話をする友達がいました。これがめちゃくちゃ語り口は上手いわ話はめちゃくちゃ怖いわで、性根がビビりで出来ている私なんかは排水口から声掛けてくるピエロとかいたらやばい…みたいな気持ちで彼女と別れたあとを急いで帰っていました、いるわけないんだけど…

で、そんな彼女が話してくれた怖い話の元ネタの内の一つがこのシャイニングです。残り二つはアザーズとItです。アザーズはもうだいぶ前に見たぞい。

スタンキューブリックの名作の一つことシャイニング、あのジャック・ニコルソンが隙間から顔を出してくるシーンがいろんなパロディされまくりで有名な、あの映画。怖いだろうけど名作なのは間違いないし…との思いで勇気を出して借りたこの映画!

怖すぎませんかこれ

血の波がばしゃーや双子の女の子の映像もめちゃくちゃ怖いんですけど、正直、一番怖かったのは出だしの不穏な音楽と、あぁ、これはクローズドサークルなんだ…と思わせる深い森、山、そして雪。簡単にはここから出さないぞ。という意思を感じます。怖い!

そして何よりジャック・ニコルソン演じる主人公、アル中の小説家なのですが、最初は家族とも上手くやり、ちゃんと小説を書いているシーンもあります(とはいえ、奥さんに対して理不尽なルールを押し付けるシーンがあり、その時点であれ…?と思わなくはないです。ていうか多分もっと前からちょっと変だなってところあった)が、それが段々おかしくなります。契機としては、息子が首を絞められたアザをつけてくる辺り…じゃないかな…そこで奥さんにあなたがやったんでしょ!と糾弾されたことから、主人公自身が幽霊を見るようになります。

もうそこからはジャック・ニコルソンの独壇場です、演技うまっ…こわっ…。でもちょっと顔芸がおもしろい。怖すぎてこの映画だけに集中して見たくない…と思わせるほど怖いです。ポプテピピックを並行して見たい!

とにかく、死ぬほど怖いけど名作!という映画です。ただ、ジャック・ニコルソンなので、その時点で主人公はおかしくなるんだろうな…という察しを得てしまうのがな…ジョーカーとかさ…

ちなみに、見たのは国際版の方でした。ただ、おすぎとピーコが言っているように、アメリカ国内版を見た方が、おそらくなぜこのホテルはこういう場所になったのか?がわかりやすいと思います。私は全然わからなかったので、グーグルで検索しました。