土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

銀座で芸術鑑賞したよ

いろいろあって銀座で芸術を鑑賞してきました日記です。

・ヴァニラ画廊:evil/devil HN【悪・魔的】コレクション(サイト

シリアルキラーが描いた絵を見られるというのと、ティム・バートンの原画が見られるというのでほいほい釣られて行きました。大きく特集されていたのはシリアルキラーの絵の方だったので、そちらの感想を主に…

シリアルキラーの描いた絵といえば、おそらくジョン・ウェイン・ゲイシーの描いたピエロが一番有名だと思います、ジョニー・デップとかが持ってるやつ。あれももちろんありました。他にもいろいろあってちょっと驚いた…他の人も描くんだ…というか、ジョン・ウェイン・ゲイシーは商売的な側面が結構あったんでしょうけど、他の人のは自分の内面を言葉では表せないので描いているっていう感じがあるような…。

彼らの犯した罪と、彼らの生い立ちが紹介されていて、だいたいみんな悲惨なんですね…父親の不在もしくは過剰な存在…、母親のことはよく言及されてるイメージなんですけど、父親もあれなんですよね…(だからといって罪が許されるわけではないです。それはわかりきったことですが)それを絵にしたっていうか…いや、全然そんな感じないですね…でもなんか…思ったような、見るからに邪悪な絵というのはあんまりなかったです。

その他の映像の魔的コレクションにあったティム・バートンの絵めちゃくちゃティム・バートンじゃん!ってなりました。いや、ティム・バートンじゃなかったら…なに…?唯一2回以上見たバットマンリターンズのペンギンが置いてあったのでおぉ!って感じ…。他にも伝説のオールタイムワースト映画ことプラン9フロムアウタースペースのポスターがあったので、思わず「おっほっほ」みたいな声が出ました。あの伝説のコックピットの写真があったのもポイント高いです。あのシーン大好き。ベラ・ルゴシの写真とかもあったのよかったです。あとピンクフラミンゴね…。それにチャッキーの人形でかいよ!あんなにでかいんか…

ルイス・ウェインの変わっていく猫の絵はなんて言っていいか…最初はビッグコミックオリジナルみたいな猫ちゃんなんですけど、それがだんだん…前衛芸術みたいになって…フィルターが外れて、いって純粋な猫の姿なのかも…?いや…猫とは…?シュレディンガーの猫

水木しげるの原画はもう書き込みすごくてすごかった、人物は結構デフォルメ聞いてるんですけど、背景は全くそういうのないんですよね。あんまりそういうところの注目したことなかったので、すごかったです…が、許せないことがあって、狂った茶碗という作品の原画があったんですけど、これが良いところで切れてるんですよ!どうして!どうしてこんな酷いこと!どこで買えますかこの本!!!!

あと、HHホームズの殺人ホテルの外観を撮った写真と、その欠片があるんですよね、ゴールデンカムイを読んでいるのでもちろん家永さんだ…って思いました。

資生堂 art egg くりかえしみるゆめ

ツイッターで話題になっていたので行ってきました。驚くほど混んでいたので資生堂の人がめっちゃ驚いてましたね、いつもこんなに混んでないのにって…

展示はとてもよかったです、確かに夢で見そう〜〜って感じで…いや…どうかな…個人的に12年に1回見てる夢があるんですが、別にこういう感じではないかな…なんとなく、外国の風景って感じでした。とにかく、なんか隠されたメッセージがめっちゃありそうだった…そんなには怖くないですね、うわ、やば、と思ったのは時折流れる森とか川とかの、こちらとあちらの境界線っぽいビデオ映像でした。

正直もっと頭のいい人が見ればなんかわかったと思うので、あの、このnoteを見た頭のいい人、どういう展示だったのか教えてください。