土曜映画お嬢様部活動日誌

毎週土曜日に見てる映画の感想です

AKIRA

さんをつけろよデコ助野郎

大友克洋のSF漫画を元にしたアニメ映画、尾を引くテールランプ、円形に歪む空間など、後発の映像作品にも多大な影響を与えたことで有名、かつ、みんなのトラウマでもある、AKIRA。1982年に東京に新型爆弾が落ちたことから第三次世界大戦が勃発、荒廃した世界のあとに築かれたネオ東京を舞台に、健康優良不良少年金田と、幼馴染の鉄雄、超能力を持つ子どもたち、政府、新興宗教レジスタンスたちの、謎の存在AKIRAを巡る物語…な気がしますね、たぶん。

原作とめっちゃ違うな!?

最初に原作を読んであまりに面白いので「は…?なんだこれは…?」と思って、映画版も勢いで借りました。が、結構原作と違いますねこれ…。原作が完全版の版で6冊もあること、映画を作った時点では連載中だったこと、2時間であることを考えると、まぁこういう感じになるかな〜という気はします。とはいえこれはこれで面白いです。それに何より、お金がある〜〜というのをひしひしと感じます。ジャイアントロボみたいなお金があるアニメ!って感じでした。

ストーリーがかなり違うのでいろいろとえっ!こうなるのか!となるので、原作読んでおいても普通に面白かった。最初から鉄雄がカオリと付き合ってるのは面食らったが…あとミヤコ様がめちゃくちゃ端役だったのとか…なんか何もなく普通に死んだな…。アキラ自体も普通に死んでたしな…。あと、超能力を持った子どもたち、見た目がルパンVS複製人間のマモーにめっちゃ似てるので、声はお年寄りなんだろうなと思っていたら子どもの声だった、子どもなのか!?と思ったが子どもってさんざん言ってるよなぁ!?

原作も映画も最後がどういうことなのか全然わかんなかったけど、なんか…いい映画だったと思う…誰か教えてくれ。

余談ですが、一番好きなキャラは山形ですが死にました。山形…なんで…