あらすじ:元暴力団員の安西(西島秀俊)は萩原(斎藤工)、美流(玉城ティナ)、浜田(三浦友和)と共にヤクザの資金洗浄現場から金を強奪するため、互いの素性を知らないまま、とあるラブホテルに向かう。その後、彼らのもくろみにヤクザや警察、政治家といったくせ者たちが次々と介入し、金を巡るバトルに発展する。
満足度:△3600円
おそらく今年最後かつクソ映画お嬢様部3周年記念作品はこちらのクソ映画ですわ〜!
3周年ということはしっかり忘れていましたのでこんな地味なの見ちゃいましたわ…
年末の魔物〜〜!!
(公開は年末ではないので年末の魔物ではありませんわ)
地味に見せかけてド派手なクソ映画が出てきてしまいましたわ。いや本当にめちゃくちゃつまらなかったですわ……
話の筋としては、
・ヤクザを辞めて家族と平穏な人生を送りたい西島秀俊(でも無理)
・他者から搾取されてばかりの若い男女の俺たちに明日はない
の2つで構成されているんですけれど、はっきり言ってここ2つは全く別の話でバラバラに進んでいきますわ
そのため、両方の話の掘り下げが中途半端なまま進んで、ラストに突然2つが出会って…破滅して終わり!となりますので、面白さを感じることは出来ませんでしたわ。
もしかして監督の中ではこの2つの物語がラストで交錯することに必然性があったのかしら?全く感じられなかったので全部退屈でしたし、最後も唐突で意味不明でしたわよ。感動とか全然、お話になりませんわよ。
両方ともそれぞれ一本の映画作ればいいじゃんって内容なんですけれど、この2つって割とテーマとして選ばれがちなので、それぞれで勝負するには先人があまりにも偉大かもしれませんわね…だからといって合体させてつまんない映画を作るのは…ルールで禁止ですわよね?
あと、登場人物が異常なまでにタフ!!
撃たれたり刺されたりしてる割に長生きしすぎだし、その後活動しすぎですわ!
特にやばいのがデリヘルの女キャラで、こいつときたら斎藤工にバールのようなもので何回も殴られている割に、全然平気で生きていますわ。タフという言葉はこの女のためにある
代わりにモブはめちゃくちゃ普通に死にます。そういうところがご都合だなと思いますわ。
武器もすごくふんわりしてるので、ショットガンで手を撃たれたのに吹き飛んだりしませんわ。これは重箱の隅をつついてるとも言えますが…こんな映画で重箱を名乗るのは失礼ですよね?
面白かったところはまぁ全然ないんですけれど、イキってる斎藤工がどんな無様を晒して死んでくれるか楽しみではあったんですけれど、そもそも斎藤工の格が低くてそんなにでしたわね…
というか、西島秀俊ってクソ映画出過ぎじゃありませんこと?MOZUに始まり…この前のシンウルトラマンにも出てましたし…
もうなんか進撃の巨人にも出ていた気がするんですよね…いましたわよね…?絶対いましたわ!!調査兵団の服を着ていた姿に覚えがありますわ!!
皆様よいお年を〜